春の大三角形はいつ頃、どのあたりに見えるのでしょうか?
春の大三角形は、4月は午後(ごご)10時ごろ、5月は午後8時ごろ、南東(なんとう)の空のたかいところに見ることができます。
では、どうやってさがすのでしょうか?
春の大三角形をさがすために、まっさきに見つけるのは、北斗七星(ほくとしちせい)です。北斗七星だったら、みなさんすぐにみつけることができますよね。
ひしゃくまたはフライパンのような形にならんだ七つの星ですね。
その柄(え)の部分(手で持つ部分)のカープを南のほうにのばしていくと、オレンジ色に光るアルクトゥルス、さらにのばしていくと白くかがやくスピカをみつけることができるでしょう。
この北斗七星の柄からスピカまでのカーブを「春の大曲線(だいきょくせん)」とよびます。
アルクトゥルスとスピカをまっすぐにつなげて、正三角形になるようにその右のほうにあるアルクトゥルスやスピカにくらべてややくらく光るデネボラを見つけましょう。この3つの星をつなげると『春の大三角形』となります。
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