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いちょう

〜航空公園をずっと前から知っているおかあさんのお話〜

おうちのひとと見てね!
 『ゆうひ号』っていう飛行機が、日本ではじめて飛んだ、航空発祥の地。

もともと、高いフェンスにかこまれた、日本なのに外人がゲートにいる、米軍基地の南東部が返還されて作られたの。

今でも米軍の所有地は北東部にある。

そこに入る時には小さな小屋で名前を書いて番号札をもらった

中には防空壕のあとがあって薬莢が落ちていたり、「ライフル銃があった!」なんて噂が流れたりで、子供心に、何かわからないけど、魅力的で、でも恐怖感?不安感を感じたりもした。

外人のいるゲート アメリカ独特の住居や遊具があって、特別な雰囲気があった。

今ではその影もないけど。

その時に遊んだ「木」が今でもあるの。イチョウが5本。とっても木登りに最適なの。

その木の下だけ、特別な空間のように木陰になっているんだけど、銀杏の葉っぱの色と形のせいか?

とっても明るい木陰なの。

枝ぶりのため、木登りの難易度がそれぞれの木によってあるの(笑)。

いちょうの木


木に登って、葉っぱの陰からみる空や地面、季節によって葉っぱの色も変わるし、景色が違って見えた。

ぜひ子供には登ってもらいたい。

今思うと、懐かしくって、トムソーヤ気分(笑)に浸っていたのかも?

1本だけ、ぎんなんを実らせる木があって、ビニールに手をいれて(かぶれるから)持ちかえって得意げに母親に差し出した。

ざらざらした木肌、引っ掛けた足がいたくないように、掴みやすい枝はどれだ!って子供同士の会話が盛りあがる。登りつめた時の、あの達成感!

鉄で出来たジャングルジムでは絶対味わえないものばかり。


慰霊塔 池の近くに第1号飛行機に乗った将校の記念碑がある。

飛行機の歴史ってそんなに昔に始まったものでもないんだよね。記念館で調べてから見ると見方が変わる。


月に1回はバザーやら物産展、フリーマーケットが開かれている。

規模はとても大きい。特設駐車場ができるくらい。

誰でも申込みをすれば出店できるの。ぶらぶらとお店を物色した後に、緑の中でゆったりと遊ぶと1日なんてあっという間に経ってしまう。


川原
おかしいことに、四季おりおりで季節で楽しむ花があるんだけど、咲いて始めて「こんなにあったの?」と驚かされる。

春は桜の舞が至るところで見られ、ツツジが道を飾っている。

夏は芝生の緑が揚揚として、アジサイがボタンのように咲き、色々なベコニアで飾られた道をローラーブレードを楽しむ人。コブシの木、柳の緑も鮮やか。

秋はイチョウに樫の木のどんぐりがじゅうたんになる。傘をかぶったどんぐり!丸いのもあれば、細長いの、大きさも色々!子供は夢中になって拾い集める。家に帰って顔を書いたり、糸を通してネックレスにしたり、リースにするのも枝付きで落ちてるものを探すとうれしい限り。

冬?うーん・・・(笑)

雪が降ったらそりを持ってレッツゴー!スキーをやろうとしている人もみられる(笑)。

秋は「市民フェスティバル」があって、すごい人!これは楽しいよ!

時計塔の周りには人になれたハトが、えさをまっている。

野犬や野良猫は見ない。池にはなぜか捨てられた鯉がうじゃうじゃしてる(笑)

そこで釣りを楽しむんだけど。

イメージ さあ、行ったことあるきみも、まだ行ったことがないきみも、航空公園に行きたくなったかな? 公園の中にはこの将軍の銅像があるんだよ。どこにあるか見つけてきてね!

将軍

わしをみつけてくれい!

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