虹はなぜできるの?
きょうはとってもいい天気(てんき)!!海里(かいり)くんの庭(にわ)では…

あっ、虹がみえたよ!!

霧吹(きりふ)きで虹(にじ)をつくってみよう

パパ じゃあ、霧吹(きりふ)きに水(みず)を入れて。さあ、いいよ。
太陽(たいよう)に背中(せなか)をむけて霧(きり)をふいてごらん。
霧吹きで虹をつくってみよう
かいりくん あー、ほんとだ。パパ、虹(にじ)が見(み)えるよ。
パパ 太陽(たいよう)に背中(せなか)をむけて、っていうのがポイントだよ。
昼間(ひるま)は太陽が頭(あたま)の上(うえ)にあるから、虹は見ることができないんだ。

でも、どうして虹(にじ)ってできるの?

パパ それはね、水に秘密(ひみつ)があるんだよ。
(あめ)があがった後(あと)には、空気(くうき)の中(なか)にたくさんの水滴(すいてき)がうかんでいるんだ。
いま、それと同(おな)じ状態(じょうたい)を霧吹(きりふ)きでつくったんだね。

(ひかり)が空気中(くうき)の水滴(すいてき)を通(とお)るとき、光(ひかり)が屈折(くっせつ)したり、反射(はんしゃ)して、いろんな色(いろ)が見えるんだよ。
かいりくん くっせつって?
パパ (お)れ曲(ま)がることさ。
水の入ったコップの中にストローを入れると、まっすぐなストローが曲がって見えるだろ?
あれは、光が空気と水の境(さかい)で折れ曲がったからなんだ。

どうして色が見えるのかな?

パパ 光のおれまがったり、反射したりする光が水滴(すいてき)の中を通(とお)るときに折れ曲がったり、反射する角度(かくど)が色(いろ)によってちがうんだよ。

それぞれの色に好(す)きな角度があるみたいなんだ。

虹の下に立ったら、景色(けしき)が虹色に見えるのかなぁ?

虹の下にいったらどうなるのかなぁ? パパ もしそうならとってもきれいだね。
でも、残念(ざんねん)だけど虹の下には行くことができないんだ。
かいりくん どうして?
パパ 虹の大きさは水滴と見ている人の位置(いち)できまってくるからだよ。
もし、虹にどんどん近(ちか)づいていっても、この角度は変わらないから、永遠(えいえん)に虹の下にたどりつくことはできないんだね。

でも、パパがいる位置からちょうど虹のできる角度の位置に海里(かいり) が立ったら、パパには海里が虹の中にいるように見えるかもしれないね。
かいりくん ふ〜ん、見えないんだ。残念。
でも、パパって虹博士(にじはかせ)みたい。
パパ そうかい?海里もちょっとはパパを見なおした?
ママ ちょっとパパ〜。まだ車洗(あら)ってるの?
パパ あ、ごめんごめん。もうおわるから・・・
かいりくん 博士もママには弱(よわ)いんだね。しっかりしてよ、パパ。
パパ せっかくほめてもらってたのに・・・トホホホ^^;

ちょっとパパ〜。まだ車洗ってるの?
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