最近話題の超新型ウイルスで、これに感染してしまうと、「もうこれがなくちゃ生きていけない!」という症状が出る〜というのは冗談で（笑）、コンピュータのネットワークを通じて文字メッセージを交換するしくみのことを、いつの頃からか電子メール（Electronic Mail）って呼ぶようになったんだ。だけど、なんでもかんでも略したがる面倒くさがり屋の人間たち（笑）は、Electronic Mail→Ｅ-Ｍａｉｌというふうに短く、しかもかっこよく呼ぶようになったんだね〜アハハ。
「メール」と呼ばれるように、その仕組みは普通の「郵便」によく似ているっていわれているんだよ。

●すばやく配達!
Ｅ-Ｍａｉｌの一番の特徴は郵便と違って驚くほどはやく相手に届けることができることだよ。郵便だと、相手に届くまでに1日〜一週間ぐらいかかるのに対して、Ｅ-Ｍａｉｌは世界中どこでも数秒〜遅くても1日ぐらいで届くのだ。

●家にいなくても受け取れる
郵便だと、手紙は必ず家とか会社とか指定した場所に届けられるけど、Ｅ-Ｍａｉｌは必ずしも指定した場所にいなくても、自分宛てのメールを受け取ることができるんだ。

例えば、ニューヨークのマイケルが日本に住むジョニーに宛て

という内容のＥ-Ｍａｉｌを送ったとするよね。
だけど、ジョニーはたまたま里帰りでニューヨークの実家（しかも、マイケルの家の隣！！）に帰ってきていて、メールを受け取っていたとする。

なんていう返事を書いていることもあり得るんだよね。
もちろんメールをだしたり受け取ったりするためには、「メールクライアントソフト」というものが必要なんだけどね。

「メールクライアントソフト」 メールソフト、メーラとも言う。 メールを出したり受け取ったり、受け取ったメールを保管や管理することのできるもので、文字だけでなくて画像や音楽も送ることができる。 Outlook Express、EudoraやBecky!など、たくさんの種類がある。

●一度に複数の相手に同じ内容のMailが送れる
複数の相手に同時に同じ手紙を出したい場合ってあるよね。郵便だと出したい相手の数だけ、手紙を書かなくてはいけなくなるけど、E-Mailだと宛先に出したい相手をいくらでも指定できるんだ。ラクチンだよね。

Ｅ-Ｍａｉｌも郵便と同じように、宛先を書いて送らないと、相手に届かない。その宛先にはＥ-Ｍａｉｌアドレスというのを指定するんだ。

例えば宛先が石井さんでishii＠ncac.ne.jpというメールアドレスを持っていたとするよね。その場合、「＠」より前の「ishii」という部分が相手の名前で、「ncac.ne.jp」は住所だよ。という意味になるんだ。

「＠」ってなんて読むの? 練り物の「なると」に似ていることから「なると」と読む人もたまにいますが、正式には「アットマーク」と読みます。簡単に「アット」と読むこともあります。

	Ｅ-Ｍａｉｌの仕組みについて、ちょっとは理解できたかな？ 次回の実験室では「電子メールＱ＆Ａ」と題して、 複数の相手にメールを送る方法や、メールを送るときの注意等を紹介するよ！楽しみに待っててね！！