ざいもくやさん

材木屋さん 材木屋さんってなぁに?
木や家に関することの専門家(せんもんか)だよ。木を加工したり、販売(はんばい)したりしていて木のあつかい方は誰よりもくわしいよ。

材木屋さんのはじまりは…?
材木屋さんのはじまりは木挽き(こびき)といわれているんだ。

木挽き(こびき)とは1本の大きな木をどうやったらその木のいい所を生かせるか、木目(もくめ:木のもようみたいなのね)のきれいな面が取れるか、考えながら切ったり加工したりする人だよ。

もともとは、お寺などをつくるためにたくさんいたんだけど、そのうち自分の家で小売をするようになったのがはじまりのようだね。

どんな仕事をしているの?
材木屋さんの仕事は大きく分けると3つに分かれるんだ。
  • まずは【木取り】 木のどの部分から何を取ったらいいか、木の形や樹齢(じゅれい:木の年令)などからいい所悪い所をよく見るよ。1番大事な作業なんだ。

  • 次に【墨掛け:すみかけ】 きれいな木目が出るように、バランスを考えながらまっすぐに墨をかけるよ。

  • そして最後に【木を挽く】 このときはじめて、木目のきれいな面が出てくるんだ。だから、この前の2つはとても大事なんだよ。
材木屋さんっていうと、ちょっと怖いイメージがあるかも…
材木屋さんは重い木をかついだり、ほこりっぽい木の粉の中で仕事してるから、とっても強い人に見えるんだね。
でも、材木屋さんは木や家の専門家(せんもんか)だから、いろいろやさしく教えてくれるよ。

それに、安くていいものばっかりだから、お父さんの日曜大工やぼく達わたし達の夏休みの宿題にもとってもいいと思うよ。一度近くの材木屋さんをのぞいてみてね。

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